「無原罪の御宿り」を絵画化するには、いくつかの約束事があるが、この絵ではそれらを最小限(12個の星の冠を戴く等が省略)にとどめ、愛らしく親しみやすい聖母マリアを描いている。
聖母マリアが、神の恵みの特別なはからいによって、原罪の汚れととがを存在のはじめから一切受けていなかったとする、カトリック教会における教義。
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